子どもだけではなく、大人も同じくかと思うが、皆心の中に炎をもっている。
その炎を燃やして「あいつ元気やな」とか「いつも忙しそうやな」という人もいるが、その心の炎が「種火」のままの人もいる。

少林寺拳法の修練とは、その誰しもがもっている種火を燃え上がらせるようなものだと考えている。

そういう意味でも、気合はすごく大事だ。

顕在意識の壁をとっぱらえ

力の出し方、っていろいろあるが、一番簡単なのは顕在意識をぶっ飛ばす方法だ。

簡単にいうと、人間のリミッターを外し、いつも以上の力を出すことだが、そのやり方は様々。
しかし、中でも簡単なことがある。

大きい声を出すことだ。

大きい声を出すことだ。
ふと思い出してほしい。

  • 漫画の主人公がここ一番のパワーを出すとき
  • オリンピック選手が、競技のまえに気合をいれるとき

こうした、パワーを出すときの瞬間を想像すると、たいてい「ウオー!」とか「おりゃー!」と腹から声を出している。
また、そのシーンを見て僕らは共感する。昔から「力を開放するには声を出す」というのは、DNAに組み込まれているのだろう。

気合は種火を炎にする手っ取り早い方法

そういう意味では、大きん声を出す少林寺における気合は理にかなっているだろう。
格闘技という領域で考えれば、息を吐きだすことで体が締まり、攻撃を受けた際も跳ね返せる力になる。

そして、いつも以上のパワーを出すトリガーとしての意味もあるのだ。

そう意識して気合を出し修練すれば、気迫にも違いが出てくると考えます。

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