芦屋道院では、毎週木曜、土曜、日曜と週に3回少林寺拳法の修練日があります。

本日は日曜ということで,午前。
たくさんの子どもたちが参加していました。

移動稽古の時、中段をつく位置について意識をする説明をしました。
僕らは水月といいますが、一般的には鳩尾(みぞおち)という場所です。

少林寺拳法は護身の術ですので、自ら打ちに行くことは避けても,どうしようもない時は打つ必要があります。

鳩尾へのダメージを本来は味わってもらえば、突く時も守る時も真剣さが変わってくると思いますが、流石に子どもの鳩尾を突くことはできません。
そこで、参加されているお父様に、了解のうえちょっと実験台になって軽く突いて、いかにキツい場所かを体感して、その様子を子どもたちにも見てもらいました。

また大事なこととして、一目見て相手の水月の場所を把握する方法も。
その後、そこをちゃんと意識して移動稽古の中段突きをさせました。

護身術としての少林寺拳法は優れた技術だと思います。
しかし、それは同時に攻守においても極めて危険な技術であるということです。

また、あらゆる動きに「意味がある」ということです。

指導する側としても、相手が子どもであろうと、大人であろうと、ちゃんとそこは意識して教えないといかんとあらためて感じました。

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