さて、令和8年9月に神戸市中央区で設立された、少林寺拳法 神戸三宮スポーツ少年団。
開設から1ヶ月が過ぎました。
SNSなどで開設の話をすると、何人かの方から「運動が苦手な子でも大丈夫なの?」という質問を受けます。
今日は、そのことについて少しお話ししたいと思います。
運動が苦手でも、少林寺拳法は始められます
結論からいうと、私は運動が苦手な子でも、少林寺拳法は十分に取り組める武道だと考えています。
武道には、空手や柔道、合気道など、さまざまなものがあります。
また、同じ空手でも、組手を中心にするところもあれば、型を中心に練習するところもあります。
私は少林寺拳法しか経験がありませんので、他の武道について詳しく語ることはできません。
ただ、少林寺拳法については、自分自身の経験と、これまで多くの拳士を指導してきた経験から、お伝えできることがあります。
それは、最初から運動が得意である必要はないということです。
武道は一日にしてならず
武道というのは、どれだけ運動神経がよくても、どれだけ体が強くても、いきなり上達するものではありません。
基本を学び、繰り返し練習する。
その積み重ねによって、少しずつ体に馴染んでくるものです。
上達の秘訣は、実は公開されています
ちなみに、少林寺拳法には、上達するための大切な考え方があります。
それが、
「相手を変えて数をかける(回数をこなす)」こと。
これにつきます。はっきりと教範にも書かれています。
いろいろな相手と、何度も繰り返し練習する。
最初はできなかったことも、繰り返すうちに少しずつできるようになっていきます。
もちろん、上達の早さには個人差があります。
でも、最初にできなかったからといって、ずっとできないわけではありません。
私は、そのことを自分の目で何度も見てきました。
実際に見てきたから言えること
これまで指導してきた中で、門下生から「先生、覚えられません!」と言われることがあります。
そんなとき、私はこう答えます。
「大丈夫、大丈夫。みんなできるようになってるから、〇〇さんも大丈夫やで」
これは、ただ励ますために言っているわけではありません。
実際に、最初はなかなか覚えられなかった人が、繰り返し練習してできるようになる姿を、何度も見てきたからです。
身近な存在でいえば、うちの嫁さん
うちの嫁さんには、現在、支部の指導を手伝ってもらっています。
今では、白帯の拳士に基本を教えてくれる、大事な戦力です。
でも、そんな嫁さんが少林寺拳法を始めたのは、ほんの1年前の夏。
じゃあ、最初からできたのか?
というと、めちゃくちゃでした(笑)。
何をやっても「難しい!」「段取りが多い!」「なんで、そうなるの?」と嘆いていました。
でも、彼女は前向きに取り組んでいました。
家に帰ってシャワーを浴び、一息ついていると、
「ちょっと逆小手教えて」
と聞いてきます。
もちろん、私は喜んで相手をします。
じゃあ、うちの嫁さんには少林寺拳法の「才能」があったのか?
本人がこれを読めば怒りそうですが、特別な才能があったとは言えないと思います(笑)。
でも、繰り返し練習しました。
何度も、何度も。
その結果、今では初心者に基本を教えられるようになったのです。
これは、私にとっても非常に身近な、そして分かりやすい実例です。
では、子どもはどうなのか?
実は、子どもたちは大人が驚くほど早く上達することがあります。
理由の一つは、良い意味で、あまり頭で難しく考えすぎないことです。
「まずは先生の真似をしてみて」
と言うと、素直に体を動かしてくれます。
もちろん、すぐにできる子もいれば、何度も練習が必要な子もいます。
でも、それでいいのです。
当支部では、子どもたちが楽しみながら繰り返し練習できるように、あの手この手で工夫しています。
言ってみれば、「シラッと数をこなさせる仕組み」です(笑)。
遊びの要素を取り入れたり、練習の方法を変えたり。
本人は楽しく取り組んでいるうちに、いつの間にか何度も同じ動きを練習している。
そんな仕組みを考えています。
実際に、まだ2回目の練習という子の動きを見て、他の道場の人が驚くこともあります。
子どもも大人も、繰り返し練習することで上達していきます。
もちろん、運動神経がまったく関係ないとは言いません。
でも、少林寺拳法では、最初の運動能力以上に、コツコツと取り組むことが大切だと私は考えています。
だからこそ、指導者として頭を捻りまくる
ここが、私が指導するうえで大切にしているところです。
繰り返し練習することが上達につながる。
それが分かっているなら、あとは「どうすれば子どもたちが楽しく、何度も練習できるか」を考えることです。
小さな子どもは、すぐに飽きます。
そんなもんです(笑)。
だからといって、「集中しなさい!」「もっと練習しなさい!」と言うだけでは、なかなかうまくいきません。
飽きずに取り組めるように、練習内容を工夫する。
できないことがあれば、教え方を変えてみる。
少しできるようになったら、その成長をちゃんと認める。
そして、また次の挑戦につなげる。
子どもができないことを責めるのではなく、できるようになるための方法を考える。
そこが、指導者の腕の見せ所だと思っています。
だから、私たち指導者も、毎回頭を捻りまくっているわけです。
神戸市中央区で小学生の習い事を探している保護者の方へ
お子さんの習い事を考えるとき、
「うちの子は運動が苦手だから……」
「みんなについていけるかな?」
と心配されることもあると思います。
でも、私は最初から上手にできる必要はないと思っています。
大切なのは、その子なりに挑戦して、昨日できなかったことが少しずつできるようになること。
その小さな積み重ねが、自信につながっていくのだと思います。
そして、そのための環境をつくるのが、私たち指導者の仕事です。
まとめ|まずは気軽に体験してみてください
あくまで私は少林寺拳法の指導者ですので、少林寺拳法についてのお話になりますが、運動が苦手なお子さんでも、安心して取り組んでもらえる武道だと考えています。
特に、神戸三宮スポーツ少年団は、まだ始まったばかり。
今はみんな白帯で、一緒に基本から頑張っています。
みんなが絶賛成長中です。
最初から上手にできる必要はありません。
まずは一度、体験に来てもらえればと思います。
少林寺拳法が楽しいな。
またやってみたいな。
そんなふうに感じてもらえたら、私はそれが一番うれしいです。
お子さんの「やってみたい!」を大切に。
少林寺拳法 神戸三宮スポーツ少年団では、礼儀や思いやりを育みながら、一人ひとりのペースに合わせて楽しく練習しています。
まずは、気軽に体験してみませんか?親子で体験も可能です。
見学だけでも大歓迎です。


